本文
海外では依然として、日本に存在しない感染症や日本よりも多く発生している感染症があり、海外に滞在している間にこれらに感染することを防止する必要があります。
そのため、これからゴールデンウイークに向けて海外渡航を予定している方は、渡航先の感染症情報を収集し、早めに必要な準備をお勧めします。
また、国内でのお出かけやイベントを安心して楽しむために、感染症に対する情報や適切な対処方法、必要な準備を知っておきましょう。
帰国した後、国内での出かけた先や帰宅後に発熱、下痢、発疹等の症状が出たときは、早めに医療機関を受診してください。
現在、国内外における麻しんの流行が報告されており、インドネシアをはじめとする諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告が増加しています。今後、輸入事例の更なる増加や、国内におけるイベントや不特定多数が集まる施設等での感染伝播の発生が懸念されています。
国内外で麻しん(はしか)患者が増えています(鳥取市保健所保健医療課ホームページ)
○ウェブサイト等を参考に、渡航先の麻しんの流行状況を確認しましょう。
○麻しんの有効な予防方法は予防接種です。母子保健手帳などで過去の麻しんワクチンの予防接種歴、り患歴(かかったことがあるか)を確認しましょう。
○過去にワクチンを接種した記録がない場合は、渡航前に麻しんワクチンの予防接種(任意)についてお受けになることをお勧めします。
麻しんリーフレット(出国前・2026年版) [PDFファイル/421KB]
○渡航後や帰国後2週間程度は麻しん発症の可能性を考慮して、健康状態に細心の注意をしましょう。
○発熱や咳、鼻水、目の充血、全身の発しん等の症状がみられた場合は、事前に麻しんの流行地域に渡航していたことや、麻しんの可能性があることを医療機関に相談し、指示に従って受診してください。
○受診の際は、感染が拡がらないよう自家用車を利用するなどして、公共交通機関の利用を避けてください。
麻しんリーフレット(出国後・2026年版) [PDFファイル/457KB]
☆海外への渡航者(予定含む)の皆様におかれましては、以下の点について注意をお願いします。
渡航先の感染症情報や感染症予防策を確認しましょう。
蚊やダニなどが媒介する感染症が海外や国内の山地などで多く発生しています。
予防:蚊やダニに刺されないようにすること!!
屋外では虫よけ剤(スプレーなど)を使用したり、水場や草木の多い場所では、熱中症に注意しながら、必要に応じて長袖と長ズボンを着用し、なるべく肌の露出を少なくしましょう。
飛沫による感染症:インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、百日咳、髄膜炎菌性髄膜炎、風しん等
予防:人ごみなど人と人の距離が近い場所に行く時、狭くて換気の悪い場所に行く時などは、熱中症に注意しながら、飛沫感染予防にマスクを着用しましょう。
感染症には、予防接種で予防できるものがあります(ワクチンで予防できる感染症の例:麻しん、風しん、百日咳、髄膜炎菌性髄膜炎等)。
免疫ができるまでの時間のこともありますので、渡航前の早めの接種にご留意ください。お出かけまでに、余裕をもって計画的に医療機関でワクチン接種の相談をしましょう。
海外渡航のためのワクチン(厚生労働省検疫所FORTHホームページ)<外部リンク>
任意の予防接種を希望される場合は、早めにかかりつけ医に相談してください。
※参考:任意予防接種の実施医療機関一覧<外部リンク>
感染症の予防の基本は手洗いです。
手洗いで予防できる感染症:
☆食中毒予防のため、食品に触れる前、トイレの後には手を洗いましょう。
帰国時に発熱、下痢、発疹等の症状がある場合や、動物に噛まれたり、蚊に刺されたりなどの健康上心配なことがあれば、空港や港に設置されている検疫所の職員に相談してください。
また、楽しかったイベントが終わった後や帰宅後に、一時的な疲れなどから体調を崩すことはあり得ます。
しかし、様子を見ても改善しない、感染症を疑うような症状が現れ、受診が必要になったときは、まず受診前に医療機関へ電話し、次のような項目を伝え、医療機関の指示に従って受診するようにしてください。
など
厚生労働省検疫所FORTH公式ウェブサイト<外部リンク>
海外の国や地域における、現在の感染症の流行状況等を調べることができます。
令和8年1月にインドで2件、2月にバングラデシュで1件のニパウイルス感染症の発生が確認されています。
ニパウイルス感染症の感染経路はオオコウモリやブタ(感染動物)などとの接触や感染動物の唾液や尿などで汚染された食物(ナツメヤシの樹液のジュースや果実)の摂取といわれています。同国に滞在している間や、同国から入国後、発熱や筋肉痛などの疑わしい症状が出現した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な診断及び治療を受けることが重要です。
麻しん、風しん、百日咳の流行状況
鳥取県内の感染症流行状況